欧州委員会、ルノーに低利融資…ディーゼルHV商用車開発へ

エコカー ハイブリッド
ルノー マスター
ルノー マスター 全 1 枚 拡大写真

欧州委員会(EC)は10月2日、フランスの自動車大手、ルノーに対して、2050万ユーロ(約27億円)の融資実行を承認したと発表した。

この融資は、次世代環境技術の開発に取り組む企業に対して、欧州委員会が低利で融資を行い、開発をサポートするもの。ルノーはこの融資を利用して、ハイブリッド車の市場化を促進する。

ルノーが開発するのは、ディーゼルハイブリッドシステムを搭載した商用車。ルノーは『トラフィック』と『マスター』の2車種に、ディーゼルハイブリッドを設定する計画。

トラフィックは、初代が1980年に登場したルノーの主力商用車。2000年には現行の2世代目にモデルチェンジした。GMの欧州部門のオペルや日産自動車にもOEM供給されている。

1981年誕生のマスターは、2.8-3.5トンクラスの商用車。1997年には2代目、2010年には3代目に移行した。トラフィック同様、オペルと日産バージョンも存在する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る