BRPジャパンの高山浩史社長は、三輪バイク『スパイダー ロードスター』の発表会で、正規販売店を半年間で現在の13店から20店に拡大することを明らかにした。その後も毎年数店ずつ増やしていくという。
同社は2000年2月にカナダBRP社の世界初の海外子会社として設立され、水上オートバイの販売を開始した。その後、スノーモービルも販売し、その市場で国内シェアナンバーワンを獲得している。
そんな同社が今回のスパイダーの発売を機に、さらに日本市場での存在感を高めるため、販売店網の拡大に踏み切ることにしたわけだ。スパイダーは「モーターサイクルでも、コンバーチブルスポーツカーでもない、新次元の乗り物」(高山社長)とのことで、日本でも受け入れられてもらえると判断。そのためにはサービスネットワークを充実させる必要があると考えたのだ。
まずは、スパイダーの良さを知ってもらうため、11月下旬までの週末に関東、中部、関西の三大都市圏で、1日35名定員で試乗会を開催するそうだ。高山社長は「モーターサイクルのように頬に当たる風を感じられ、スポーツカーのような安定性を実現しているので、乗った人はきっと驚くことだろう」を話していた。