【CEATEC13】“リアカー一体型”電動三輪車で電子部品PR…太陽誘電

自動車 ニューモデル モビリティ
太陽誘電が展示したリアカー一体型電動アシスト三輪車「三輪駆動静香」
太陽誘電が展示したリアカー一体型電動アシスト三輪車「三輪駆動静香」 全 4 枚 拡大写真
太陽誘電は「CEATEC JAPAN2013」にユニークな電動アシスト自転車を出展した。それはリアカーのような荷台がついた三輪車で、製品名も「三輪駆動静香」とユニークだ。

「実はこの三輪車は筑水キャニコム(本社・福岡県うきは市)が製造しているものなんです。そこに当社の駆動システムなどさまざまな電子部品が使われていて、それをPRするために展示することにしたのです。細かい電子部品だけでは来場者になかなか来てもらいませんですからね」と同社関係者は説明する。

前輪アシストモーターによって、後輪にかかる走行負荷を前後輪に分散、60kgの荷物を積んでも、坂道を楽々あがることができるという。Wサスペンション搭載で、荷物への衝撃を軽減でき、凸凹道でも荷物は大丈夫。またサイドブレーキもついており、坂道でも下がる心配がないそうだ。そのうえ、回生ブレーキでバッテリーへの充電もできる。

「この三輪車が売れると、うちの電子部品や駆動システムも売れる」と同社関係者と話し、その説明にも熱がこもる。バッテリーはリチウムイオン電池を使用し、4.5時間の充電で約35kmの走行が可能。価格は38万6400円だ。

この三輪車の効果は大きかったようで、ブースを訪れる来場者の多さに同社関係者は喜んでいた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  4. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る