【WEC 第6戦】アウディ、トヨタに興味なし?

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マルセル・ファスラー
マルセル・ファスラー 全 6 枚 拡大写真

世界耐久選手権(WEC)に参戦中のアウディ チーム ヨーストのドライバー、マルセル・ファスラーは、今シーズンについて「マニュファクチャラーズポイントにおいてトヨタは脱落している」とした上で「今後は同一チーム内での闘いになる」と述べた。

2013年のWECはここまで全8戦中5戦を消化。アウディおよびトヨタが属するLMP1クラスのマニュファクチャラーズポイントは、アウディが154ポイントを獲得しており、トヨタに69ポイントもの大差をつけている。ファスラーは「トヨタはすでに脱落してしまっている」として、"ライバル対決"とされることに疑問を呈した。

一方で、ドライバーズポイントにおいては、ファスラーとアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエのアウディ チーム ヨースト1号車勢は、ロイック・デュバル/トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュの同2号車勢に水をあけられている。ファスラーは「これまでは運が悪かったこともあり、思うようにポイントを獲得することができなかった。年末には世界チャンピオンになっていられるように、現在は入念に作戦を練っているところだ」と後半戦の巻き返しを誓った。

ただ、2012年の富士ラウンドでは、中嶋一貴擁するトヨタが凱旋優勝を飾っている。トヨタはすでに2カー参戦をすることを発表しており、中嶋一貴自身も「去年と同じかそれ以上のいいレースをしたい」と意気込んでいる。

2013年の富士ラウンドは10月18日に予選、同19日に決勝が行われる。

《瓜生洋明》

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