ボーイングは10月7日、オーストラリアのLCCであるジェットスター航空に、同国と同航空会社で初めての『787ドリームライナー』を納入したことを発表した。
ジェットスター航空の787は月曜日の朝にワシントン州エベレットにあるデリバリーセンターをオーストラリアのメルボルンに向けて出立し、そこで航空会社の従業員達や特別ゲスト達の歓迎を受けた。
「我々の為に製造された最も先進的な旅客機を歓迎するこの日は、カンタス・グループとジェットスター航空にとって歴史的な到達点となる。10年という短い期間でジェットスター航空はアジア太平洋地域で最も大きな格安航空会社に成長し、1億人以上の乗客を運んでいる。787は今後10年の私たちの成長を支えることだろう」とカンタス・グループのCEOであるアラン・ジョイス氏は語った。
カンタス・グループのLCCであるジェットスターは、787ドリームライナーを最初に国内ルートに設定し、その後インターナショナルネットワークに投入することとなる。この航空会社は合計14機の787ドリームライナーの注文を行い、2015年までに全て787の長距離飛行で構成される編隊を飛行させることを予測している。