【IIHS衝突安全】メルセデスMクラス、新スモールオーバーラップで最高評価…トップセーフティピック+に

自動車 テクノロジー 安全
メルセデスMクラスのIIHSのスモールオーバーラップ衝突テスト
メルセデスMクラスのIIHSのスモールオーバーラップ衝突テスト 全 4 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は10月8日、メルセデスベンツ『Mクラス』の2014年モデルについて、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の衝突安全テストの結果を公表した。

画像:メルセデスMクラスのIIHSのスモールオーバーラップ衝突テスト

IIHSのスモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアに64km/hでぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多い。

Mクラスの2014年モデル(2013年8月以降に生産)は、ドアシルなどの強化を施した。スモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ただし、脚への傷害レベルは4段階評価で上から2番目のACCEPTABLE(良)と判定された。

また、ボディの安全構造に対する評価も、4段階評価で上から2番目のACCEPTABLE(良)。IIHSはMクラスについて、スモールオーバーラップテスト時、ドライバーの生存空間がしっかり保たれている点を評価している。

この結果、Mクラスのスモールオーバーラップテストの総合評価で、最高のGOOD(優)を獲得。IIHSから最高の衝突安全性を備えた「2013トップセーフティピック+」に認定されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る