OKI、ETCを使った来場者情報共有システムをメルセデス・ベンツ墨田に納入

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DSRC来店検知システムのイメージ
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OKIは10月9日、メルセデス・ベンツの正規販売店であるメルセデス・ベンツ墨田に、ETC車載器やDSRC(Dedicated Short Range Communications)車載器を使って来店者情報を店舗内にスムーズに展開する「DSRC来店検知システム」を納入したと発表した。

これによりメルセデス・ベンツ墨田では、同システムを用いた店舗内各スタッフ(サービス、セールス、ショールーム、メカニック)間での情報共有のスピードアップと来店時受付対応の迅速化を図り、部門連携の強化・顧客満足度の向上を目指す。

「DSRC来店検知システム」は、車両に搭載されたDSRC対応車載器や従来のETC車載器と、店舗内に設置したDSRC無線装置が通信した情報を、店舗にある顧客データベースと関連付けし、顧客情報を瞬時に各部門スタッフの端末上に表示することで、来店や、来店予約時の申し送り事項などの情報共有を実現する。これにより、来店者を待たせることなく、車両の引き取りや、ショールームへの誘導などで、スピーディーかつタイムリーに部門連携を行うことが可能となる。

メルセデス・ベンツ墨田では従来、来店者が車の場合、車両ナンバーを目視確認し、車両管理システムからナンバーを検索して顧客情報を確認していたため、作業が煩雑で、情報確認に時間を要していた。これらの問題点を解決し、顧客満足度の向上を図るため、ETCシステムで高速道路などへ納入実績のあるOKIが開発した、今回の「DSRC来店検知システム」の採用に至った。

なお、OKIは、同システムを10月15日から18日まで東京ビッグサイトで開催される「第20回ITS世界会議東京 2013」に出展するとしている。

《村尾純司@DAYS》

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