ヤマハ発動機、基幹システム基盤をNTTコミュニケーションズのクラウドサービスへ移行

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ発動機、基幹システムをクラウド・サービスに移行
ヤマハ発動機、基幹システムをクラウド・サービスに移行 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、日本国内の工場で展開している生産管理などの基幹システム基盤を、2014年1月からNTTコミュニケーションズのクラウドサービスを採用する。

ヤマハ発動機は、日本で所有している全システムを2018年までにクラウドに移行するとともに、世界各地域で運用するICTシステムについても並行してクラウド化を推進する。

クラウドサービスの基盤は、事業継続性、サーバーやネットワークなどを含むトータルのICTコストを考慮してNTTコミュがグローバルに展開するクラウドサービス「Biz ホスティング・エンタプライズ・クラウド」と国際ネットワークサービス「アークスター・ユニバーサル・ワン」を導入する。

ヤマハ発動機グループが世界各国で利用する基幹システムは、サーバー台数700台規模で構成する生産・調達管理システム、製品開発システムや人事・財務等コーポレート系などのシステムを利用している。この多くは現在、東海地方のオンプレミス環境で自社運用している。

東海地震などへの対策強化も必要となっており、地震などの天災リスクが非常に少ない立地の、冗長性の整ったデータセンター内にある、柔軟な拡張性とバックアップ機能をもつ「Biz ホスティング エンタプライズ・クラウド」のクラウド基盤へ移行することで、リスク対策に必要なコストを抑えるともに、事業継続性の向上を図る。

クラウドへの移行で、ヤマハ発動機は、サーバー機器やネットワークの維持費、システム監視費などについて、利用量に応じた変動費とすることで、ICTシステムに関連するコスト削減を図る。

NTTコミュは、ヤマハ発動機のグローバル戦略パートナーとして、アジア、欧州、北米、南米などに所有しているシステムについても、グローバルに展開する「Bizホスティング・エンタプライズ・クラウド」上の仮想サーバー環境へ移行することを支援する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る