路線バスの後部にしがみついた少年、家裁に書類送致

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神奈川県警は8日、今年8月下旬に神奈川県横浜市鶴見区内の市道で、横浜市交通局が運行する路線バスの後部にしがみついて乗車したとして、同区内に在住する17歳の少年を道路交通法違反(禁止行為)容疑の非行事実で横浜家裁に書類送致した。

神奈川県警・鶴見署によると、道交法違反の非行事実で家裁に書類送致された17歳の少年は、2013年8月31日の午前11時5分ごろ、鶴見区岸谷付近の市道を走行していた横浜市交通局が運行する路線バスが減速した際に接近。車体後部にしがみついて乗車する危険行為を行った疑いがもたれている。

少年はバスが再び減速した際に逃走したが、車体後部にしがみつく様子を通行人が撮影して、インターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」に投稿。これが広く拡散したことで交通局側が事態を知り、「無賃乗車であり、重大な事故にもつながりかねない危険な行為」として、警察に相談していた。

しがみついて乗車した少年は早期に特定され、警察が任意で事情を聞いていたが、「友達のところに遊びに行こうと思ったが、歩くのが面倒だし、お金が無かったのでバスにしがみついて乗ろうと思った」などと容疑を大筋で認めたことから、8日までに家裁へ書類送致した。

《石田真一》

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