【ITS世界会議13】富士通、車両位置情報クラウドサービスを海外へ

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富士通、クラウドサービス「フジツウ・インテリジェント・ソサエティ・ソリューション・スペーシオウル」のパッケージ版を海外向けに販売
富士通、クラウドサービス「フジツウ・インテリジェント・ソサエティ・ソリューション・スペーシオウル」のパッケージ版を海外向けに販売 全 1 枚 拡大写真

富士通は、センサーや車両から収集した位置情報を活用するクラウドサービス「フジツウ・インテリジェント・ソサエティ・ソリューション・スペーシオウル」のパッケージ版を海外向けに2013年第3四半期から販売すると発表した。

データを国外に持ち出せない海外の顧客も、自国のサーバにパッケージ版を導入することで、「スペーシオウル」サービスを利用できるようになる。

走行する車両やデジタルデバイス(機器)、センサーからは、速度や位置の情報を得ることができ、これらの情報を有効活用することで、渋滞や路面状態、地域の天候や安全に関する情報など、新たな情報を生み出すことができる。

同社では、これらの情報を活用する位置情報活用のクラウドサービス「スペーシオウル」を、2011年6月から提供してきた。これまで、富士通のデータセンターで顧客のデータを預かっていたが、データを国外に持ち出せない海外公共系の顧客や、外部と遮断された自社センターでの運用を希望する海外の顧客にパッケージ版を販売する。

また、クラウド版「スペーシオウル」のサービス構成を一新し、機能別に細分化されたオプションサービスを顧客の用途によって自在に組み合わせることが可能となる。

更に「スペーシオウル」のトライアルサイトを新設し、同サービスの機能を簡単な登録で試せるトライアルサイトも用意する。

販売目標は2015年度までに売上げ20億円を計画する。

クラウドサービス「スペーシオウル」の海外向けパッケージ版は10月14日から18日まで開催される「第20回ITS世界会議東京2013」に出展する。

《レスポンス編集部》

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