日産自動車が、NISMO(ニスモ)のノウハウを生かして開発した『ジュークNISMO』。同車に、さらなる高性能バージョンが追加されるようだ。
これは10月9日、ロサンゼルスモーターショーの主催団体が明らかにしたもの。「日産自動車が11月19日に開幕するロサンゼルスモーターショー13において、『NISMOジュークRS』をワールドプレミアする」と発表している。
ジュークNISMOは、日産のモータースポーツ活動を統括するNISMOが、小型クロスオーバーの『ジューク』をベースに、プレミアムスポーツ仕様を提案したモデル。内外装の専用カスタマイズをはじめ、強化した足回りや、200psへパワーアップした直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。
ジュークNISMOは2013年1月、日本、米国、欧州で発売。2013年1-7月の世界累計販売台数が、3700台に到達している。
現時点では、日産からNISMOジュークRSに関するアナウンスはない。ただし、「RS」という名前を冠するからには、さらなる高性能を追求したモデルの可能性が高い。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力が230psレベルまで引き上げられるとの情報もある。