トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月10日、新型『カムリ』、『アバロン』、新型『カローラ』(日本仕様とは異なる)を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
アバロンは、主に北米で販売されているトヨタブランドの最上級セダン。今回の新型カムリ、アバロン、新型カローラのリコールは、ワイパーのスイッチの不具合によるもの。
米国トヨタ販売によると、これら3車種の一部のワイパースイッチに製造上の不具合があり、ワイパースイッチをOFFの位置からMISTに動かした際、回路がショートし、ワイパーが動かなくなる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、カムリ(ハイブリッドを含む)が2013‐2014年モデル、アバロン(ハイブリッドを含む)が2013年モデル、カローラが2014年モデル。合計でおよそ1万台が該当する。
米国トヨタ販売は、対象車を所有する顧客に連絡。準備が出来次第、販売店でワイパースイッチの交換作業を行う方針。