【R-M ベストペインターコンテスト13】特別種目でモデルカーをペイント…細かな表現で光る個性

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特別審査種目「カラータスク」の作品(R-M ベストペインターコンテスト13)
特別審査種目「カラータスク」の作品(R-M ベストペインターコンテスト13) 全 18 枚 拡大写真

フランス・クレルモンで開催された「R-M ベストペインターコンテスト13」。世界各国の代表選手は、塗装技術から工程管理まで6種目の競技に挑戦したが、それとは独立した特別審査種目「カラータスク」も同時に行われた。

この種目は、事前に18分の1モデルカー(最大全長23cm以下)をペイント、提出するというもの。車種、コンセプト、カラーを自由に選択することが可能で、技術力、カラーの組み合わせ、模様や表情を装飾するペイントフィニッシュ等が評価基準となる。審査にはBASFのヨーロッパデザイン責任者を務めるマーク・グートヤー氏があたった。

優秀作品として選ばれたのは、イギリス代表の『シトロエン GTコンセプト』とオランダ代表、イタリア代表の『フェラーリ』。

イギリス代表のイーサン・バック選手は、構想に5週間、製作に1週間をかけたという。「こだわったのは屋根の部分のカラー。光沢のある色出しや重ね塗りに苦労した。今後デザインをする上でとても良い刺激になったし、評価されて嬉しく思う」と話した。

また、日本代表の菅原さんは自国ブランドをアピールするべく『レクサス』をセレクト。見る角度によって、紫や青に表情を変える色合いが特徴的だ。

グートヤー氏は「美しい色のコンビネーション、内側のペイントなどに注目した。トレンドカラーのグリーンを使用したものや、アイディアに溢れた作品が多く揃っている」とコメントした。

《吉田 瑶子》

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