ボーイング、オラクル・チームUSAと共にリサイクル・ヨットを作成

船舶 企業動向
リサイクルされるUSA-71
リサイクルされるUSA-71 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは10月14日、第34回アメリカズ・カップの優勝者であるオラクル・チームUSAと共に、2003年度のキャンペーンで使用されたUSA-71の7000ポンド(約3175kg)のカーボンファイバーをリサイクルし、新しいレース用のヨットを作成することを発表した。

ボーイングとオラクル・チームUSAはリサーチ・パートナーと共に働き、同じサイズを持つ航空機よりも50%の合成物による重さを持ち、燃料効率においてさらに20%優れる、ボーイングの787ドリームライナーに使用されたリサイクル合成の技術を利用することとなる。

「ヨットの建造に紹介された複合素材は、我々のスポーツにとって大きな一歩だった。素材とプロセスは進化し続け、我々に今年のアメリカズ・カップでレースをした、ハイテクでハイスピードのAC72双胴船を作成する可能性を与えた。そして今、我々はボーイングと共に働いて、複合リサイクリングで次のステップを踏み出し、環境的な足跡を減らすことを助けることとなる」とオラクル・チームUSAの後方支援を行うクリス・シツェンストック氏は語った。

ボーイングとオラクル・チームUSAは英国のノッティンガム大学と、カーボンファイバーの素材を異なった目的で再利用することを専門とするサウスカロライナ州のMIT-RCF社から技術協力を得ることとなる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る