【PCCJ 最終戦】小河諒が年間チャンピオン獲得

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ポルシェ カレラ カップ ジャパン最終戦
ポルシェ カレラ カップ ジャパン最終戦 全 6 枚 拡大写真

ポルシェ カレラ カップ ジャパン(PCCJ)の2013年第11戦(最終戦)が10月13日、前日の第10戦に引き続き鈴鹿サーキットで、F1日本グランプリのサポートレースとして行なわれた。

ポールポジションは第10戦優勝&ファステストラップの#14川端伸太朗、そのとなりに逆転タイトルを狙う#78近藤翼がつける。以降、3番グリッドから順に、ランキングトップの#12小河諒、同4位の#19永井宏明、#25神取彦一郎、#32飯田太陽というオーダー。その後ろにジェントルマンクラスのタイトルが懸かる#2田島剛、第10戦のリベンジを期す#7星野敏、#33 Ogino Tetsuo、#21高田匠らが並んだ。

12時20分、シグナルがブラックアウト。ここでしっかりスタートを決めたのはポールポジションの#14川端。#78近藤は前日ほどのダッシュはならず、2番手で1コーナーに入っていく。その後ろでは、4番グリッドの#12永井も鋭い加速を見せ、3番グリッドの#12小河を抜いて3番手に浮上した。トップの#14川端は前日同様に1周目から積極的にギャップを築いていく走りで、2周目には2番手#78近藤に1.5秒のリード。#78近藤は逆転タイトルを獲得するためにも優勝を狙いたいところだが、#14川端との差は1.5秒前後のまま周回数が重ねられていく。

迎えた9周目、#78近藤は130Rでスピン、コースオフしてしまう。ポジションを2つ落とし、#78近藤は最終的に4位でゴールした。これにより、#19永井が2番手、#12小河が3番手に浮上。そして、この少し前から#19永井と#12小河との差は徐々に縮まってきていた。しかし、#19永井は先行を許さず。このままのオーダーでチェッカーフラッグとなった。

一方、ジェントルマンクラスは#2田島が抜群の安定感で逃げ切った。2位は#33 Ogino、クラス3位には#55茂田久男が入ったが、スポット参戦で賞典外となるため、#3江本玄がクラス3位に繰り上がった。

この結果、チャンピオンクラスのチャンピオンは#12小河、ジェントルマンクラスのチャンピオンは#2田島に決定した。

なお、2006年シーズンから導入されたタイプ997のGT3 CupによるPCCJは今回のレースを以て終わり、2014年シーズンからは新たにタイプ991のGT3 Cupが導入される。

《纐纈敏也@DAYS》

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