川崎重工、神戸市から消防ヘリコプター受注

航空 企業動向

川崎重工業は、神戸市から「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を受注したと発表した。

C-2型が消防・防災ヘリコプターとして受注したのは9機目で、既存の消防ヘリコプターの更新機として神戸市消防局警防部航空機動隊に配備される予定。

川崎式BK117ヘリコプターは、川崎重工と欧州のヘリコプターメーカーECD(ユーロコプタードイツ)が共同開発したヘリコプターで、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ、報道など、多用途に活用されている中型双発機。

機体後部に大きなクラムシェル・ドア(観音開きドア)を備え、担架などの資機材の搬出入が容易なのに加え、広いキャビンスペース、コンパクトなボディ、巡航速度246km/hの機動性の良さなどが評価され、消防・防災用と救急医療用機として全世界で使用されている。

BK117は、国産ヘリコプターとして1983年に初号機を納入して以来、改良も重ねながら、川崎重工納入分で161機、ECD納入分を合わせると全世界で1000機以上が納入されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る