東京ビッグサイト西ホールアトリウムにある東京都ブースには書による作品が天井から吊るされている。京都市出身の書道家、祥洲氏による作品だ。
祥洲氏は10月15日に同ブースで行われたレセプションに参加し、「今回の作品は、世界会議のタイトルのアルファベットITSモチーフにして製作した。書道は日本の伝統的な文化だが、これはアルファベットを書いているので、音楽と同じように世界共通語的に皆さんに見て頂ければうれしい」とコメントした。
さらに祥洲氏はレセプションで書も披露。尺八の大師範、石倉光山氏の演奏をバックに即興で作品をしたためた。書と尺八という和のコラボに外国人来場者もしばし足をとめ、写真に納める光景も見られた。