JR東日本、東京駅丸の内駅舎前の換気塔を切り下げ…見通しを改善

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戦前の姿に復元された東京駅丸の内駅舎。写真左側に総武・横須賀線地下ホームの換気塔が見える。
戦前の姿に復元された東京駅丸の内駅舎。写真左側に総武・横須賀線地下ホームの換気塔が見える。 全 5 枚 拡大写真

JR東日本は10月16日、東京駅丸の内駅舎前にある換気塔の切り下げ工事を実施すると発表した。換気塔の高さを低くすることで駅舎の見通しを改善する。

赤レンガの丸の内駅舎は2012年10月、戦前の丸型ドーム、3階建ての姿に復元されたが、駅前には1972年から使用を開始した総武・横須賀線地下ホームの換気塔が2基設置されており、見通しが悪いという課題があった。こうしたことからJR東日本は「東京駅周辺地区の景観に配慮し、丸の内駅舎前空間の見通しを良くする」とし、換気塔を切り下げることにした。

計画によると、換気塔の高さを現在の約13mから約9m切り下げて約4mにする。切り下げ後は約3mの庇(ひさし)を設置し、地下ホームへの換気機能を確保する。換気塔は淡いグレー系の色調とし、景観に配慮した仕上げにするという。切り下げ工事は2014年2月頃までに完了し、その後、庇の設置と仕上げ工事を行うとしている。

《草町義和》

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