【ITS世界会議13】三菱電機、道路形状などを高精度スキャンするシステム搭載車を展示

自動車 テクノロジー ITS
三菱電機ブースに展示されていた高精度GPS移動計測装置「三菱モービルマッピングシステム(MMS)」搭載車。K320という機種。
三菱電機ブースに展示されていた高精度GPS移動計測装置「三菱モービルマッピングシステム(MMS)」搭載車。K320という機種。 全 6 枚 拡大写真

ITS世界会議 東京2013の三菱電機ブースには、GPSアンテナやレーザースキャナー、カメラなど屋根部に多数の機器を設置した高精度GPS移動計測装置「三菱モービルマッピングシステム(MMS)」の搭載車両が展示されている。

MMSはカメラとレーザーによって道路形状や周辺の建物形状を計測し、GPSで獲得した座標を組み合わせることで、高精度な3次元点群データを自動で作成することができる。システムが車両に搭載されており、他のクルマと同様の速度で走行できることから、測定時に交通規制を行う必要がない。

MMSの計測データは公共の測量や、インフラなどの整備、カーナビ地図の基礎データなどに用いられているという。

CEATECでは内容を記したパネルのみを展示していたが、ブースに余裕のあったITS世界会議では実車を持ち込んでの展示となった。MMSで計測したデータの解析を行うソフトを開発するアイサンテクノロジーのブースには、360度の撮影が可能なカメラを備えた別の車両が展示されており、両車の違いも確かめられる。

《石田真一》

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