メルセデス版 ルノー カングー、CITAN …新エンジンと7名乗りが登場

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メルセデスベンツ CITAN
メルセデスベンツ CITAN 全 2 枚 拡大写真
ドイツの自動車大手、ダイムラーは10月15日、メルセデスベンツの新型商用車、『CITAN』に新エンジンと新仕様を追加すると発表した。

CITANは2012年4月、メルセデスベンツの新世代LCV(軽商用車)として誕生。ダイムラーとルノーの提携効果を生かし、ルノーのLCV、『カングー』をベースに開発されたのが最大の特徴。

カングーとの違いは、フロントマスク。スリーポインテッドスターを配したグリルやヘッドランプは、CITANの専用デザインとなっており、メルセデスベンツ車の一員と主張する。

ラインナップは、カングーに準じる。ホイールベースや全長の違いによって、「コンパクト」、「ロング」、「エクストラロング」の3タイプを設定。ボディの種類はパネルバンを基本に、商用ユースに対応した各種モデルを用意した。

今回、メルセデスベンツは、CITANに新エンジン搭載車を追加。2種類のエンジンは、ともにルノー製で、ディーゼルエンジンのトップグレードとして、「111」が設定された。直噴1.5リットル直列4気筒ターボディーゼルは、最大出力110ps、最大トルク24.5kgmを発生。欧州複合モード燃費22.7km/リットルの優れた環境性能を実現する。

ガソリンエンジン搭載車には、「112」を追加。シリーズ最小排気量の1.2リットルエンジンは、最大出力112ps。最高速は173km/h。欧州複合モード燃費は16.4km/リットルと、こちらも環境性能は良好。

また、新仕様として、「クルーバス」を設定。全長4705mmのエクストラロングをベースに、サードシートを追加。最大で7名乗車を可能にしている。

《森脇稔》

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