ロールスロイス ファントムクーペ、中東向け特別モデル…ダイバーをイメージ

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ロールスロイス ファントムクーペ Ghawwass ビスポークエディション
ロールスロイス ファントムクーペ Ghawwass ビスポークエディション 全 4 枚 拡大写真

英国の超高級車メーカー、ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)。同社にとって重要市場のひとつ、中東向けに、特別モデルが用意されることが分かった。

これは、ロールスロイスが公式Facebookページで明らかにしているもの。「Ghawwassビスポークエディション」と命名された『ファントムクーペ』を初公開している。

1998年、BMWの傘下に入ったロールスロイスが2003年、初めて開発した新型車がファントム。4ドアサルーンに追加される形で、2008年にラインナップに加わったのが、2ドアのファントムクーペ。

ロールスロイスは2012年3月、ジュネーブモーターショー12において、ファントムクーペの「シリーズ2」を発表。初の大幅改良受けて登場したシリーズ2では、サルーンと同じフェイスリフトを受けた。従来は丸型のヘッドライトが特徴だったが、これを角型デザインに変更。市販車への標準装備は世界初というフルLEDヘッドランプが採用された。

ダッシュボード中央には、8.8インチの大型モニターを装備。3Dマップのナビゲーションをはじめ、各種情報を表示できる。6.75リットルの直噴V型12気筒ガソリンエンジンは、新開発の8速ATの採用などにより、燃費を10%向上。CO2排出量も388g/kmから347g/kmへ、約10%改善。

今回発表された「Ghawwassビスポークエディション」は、ファントムクーペの中東向け特別モデル。車名の「Ghawwass」とはアラブの言葉で、ダイバーを意味する。ボディカラーは、海をイメージした淡いブルーの専用色で塗装。室内は高級ヨットをモチーフに、レザー内装をブルーとタンでコーディネート。ダッシュボードには、アルミ&ウッドや、クロームメッキの装飾が施されている。

《森脇稔》

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