鉄鋼・非鉄金属・金属製品特許ランキング、前年に続いて新日鉄住金がトップ…パテントリザルト

自動車 ビジネス 企業動向

パテント・リザルトは、独自に分類した「鉄鋼・非鉄金属・金属製品」業界の企業を対象にした特許資産規模ランキングを発表した。

鉄鋼・非鉄金属・金属製品各社が、2012年4月1日から2013年3月末までの1年間に登録した特許資産を質と量の両面から総合評価して、企業ごとに総合得点を集計した。

結果によると1位は前年に続いて新日鉄住金となった。注目度の高い特許は「3次元形状の金型の表面を、深く、均一に加工するための技術」や、「めっきの耐食性と、露出した地鉄の保護作用とを連続製造プロセスで両立するめっき鋼板」に関する技術など。

前年から1ランクアップして2位となった住友電気工業は「機械的特性と耐食性とを兼ね備えたマグネシウム合金部材」や、「被膜から酸化アルミニウムの結晶粒が容易に脱落することを防止することにより、優れた耐摩耗性を有する酸化アルミニウム被膜を備えた表面被覆切削工具」に関する技術など、注目度の高い特許を持つ。

3位はJFEスチールで1ランクダウンした。注目度の高い特許は「脱硫処理時に発生した集塵ダストを溶銑の脱硫剤として再利用した脱硫処理方法」や、「水底の凹部における水の停滞に起因する青潮の発生や棲息生物の減少を抑制するのに有効な環境改善方法」など。

4位の古河電気工業、5位の神戸製鋼所は前年と同じ順位。6位のフジクラは1ランクアップ、7位の日立金属は2ランクアップした。8位は三菱マテリアル、9位がJX日鉱日石金属、10位が東洋製缶グループホールディングスだった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る