ブリヂストンは10月17日、グローバルでの競争力強化に向け、タイヤの補強材に使用するスチールコードの生産拠点を再編すると発表した。
これまで日本国内では、黒磯工場・佐賀工場の2拠点でスチールコードを生産してきたが、生産を佐賀工場に集約することで生産効率を向上。グローバルでの競争力強化を図る。拠点の集約は直ちに開始し、2014年9月末には完了する予定。なお、生産拠点集約の完了に伴い、2014年9月末に黒磯工場を閉鎖する。
同社はこれまでに黒磯工場の競争力強化に向けて様々な努力を行ってきたが、グローバルでのスチールコード生産競争が一層激化する中、黒磯工場における競争力の維持が困難となったため今回の決定に至った。