10月24日に開始されるラリースペインでWRCデビューを飾るニュージーランド人ドライバーのヘイデン・パッドンはメディアへの質問に答え、多くのプレッシャーを感じていると語った。
2011年FIAプロダクションカー・ワールドラリーチャンピオンであるパッドンは、今年WRC-2クラスの中の3戦でシュコダ・ファビアS2000を運転し、フィンランドとドイツにおいて表彰台に立っている。
最近のラリーオーストラリアでは、彼は勝利する可能性のある1人のドライバーであったが、電装系の問題でラリー初日にリタイアすることとなった。しかしパッドンは2日目よりラリーに復帰し、1ステージを除く残りの全てのステージで最速タイムを記録する速さを見せた。
「デビューを飾ることは、とてもエキサイティングだが、同時にこのラリーから何か良いことを得ないといけないという多くのプレッシャーがあるね。ラリースペインでの僕達のゴールはフィニッシュすることで、ハンドルを握る多くの時間を得ると共に、カギとなるステージで速さの片鱗を見せることだ。究極的には、僕達は来年WRCの車に乗りたいので、この1度のチャンスを活かして車を速く運転し、WRCのドアをオープンできるようにトライする」とパッドンは語った。
パッドンは10月5日に行われたニュージーランド・ラリー選手権において3度目のタイトルを勝ち取り、彼の実力を証明している。