【ITS世界会議13】タイ版G-BOOKの地図はトムトムが提供

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トムトムのブース:ディスプレイには世界中の渋滞情報も表示される
トムトムのブース:ディスプレイには世界中の渋滞情報も表示される 全 5 枚 拡大写真

ITS世界会議のショーケース(展示会)で英語のパネルが目立つ。それだけグローバルで定着したカンファレンスということだろう。そのため、日本市場ではあまりなじみのない企業も積極的に出展しているようだ。

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そのひとつ、トムトムはグローバル展開をするPNDメーカーだ。日本では代理店がありコンシューマ向けに製品を展開しているガーミンが有名だが、ヨーロッパではトムトムのPNDやカーナビはかなりポピュラーだ。以前、スペインでタクシー運転手に「いちばん売れてるカーナビはなんだ」と聞いたところ、「トムトムだ」と即答だったくらいである。

ブースでは新発売となるPNDの展示なども行っていたが、ターゲットは自動車メーカー、グローバル企業やさまざまな国の企業とのことで、地図データやプローブカーによる渋滞情報のデータ販売などが主な商談内容だという。同社のPNDやポータブルカーナビは世界中に展開されているため、世界中の渋滞情報がリアルタイムで把握できる。

ブース担当者に日本での製品展開は考えていないか聞いてみたところ、「端末製品は日本市場では難しいと考えていますが、たとえばタイのG-BOOKの地図は弊社のデータですし、アジアむけの「いつもNavi」にも地図データの提供を行っています。」という答えだった。

また、あまり知られていないかもしれないが、同社は地図情報とともに、EUを中心に40か国の速度違反監視カメラの情報も収集していて、そのデータの提供も行っている。日本では、ユピテルが国内の情報を収集して自社製品などに活用している。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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