【ITS世界会議13】大中小のHUDそろい踏み…パナソニックの車載HUDユニットも展示

自動車 テクノロジー ITS
大型HUDのデモ。緊急車両接近をしらせる
大型HUDのデモ。緊急車両接近をしらせる 全 5 枚 拡大写真

パナソニックのブースでは、3サイズのHUDが並べて展示してあった。そのうち最小のものは、20日に発売されるストラーダ用のHUDユニットだった。

【画像全5枚】

パナソニックでは、フロントシールド全体を使った大型のHUDユニット、フロントシールドの一部を使った中型、そして、後付可能な小型のユニットが展示されており、それぞれの見え方の違いや機能などが体感できるデモを行っている。

大型のものは、次世代IVI対応のコンセプトモデルであり、さまざまな視覚要素で、ルートガイドの他、周辺道路の状況、緊急車両の接近、その他を表示していた。中型のHUDは、ダッシュボードに埋め込むタイプで、投影面積はフロントシールド下部に矢印や距離などが表示される。

小型のものは、ダッシュボードにプロジェクターとスクリーンを取り付けるタイプで、同社のカーナビであるストラーダ用のHUDユニット(型番:CY-DF100D)として製品化される。

パイオニアのHUDと違って、ダッシュボードに取り付けるため、案内表示などはフロントシールド下部に表示される。そのため、取り付け可能車種は制限されるが、パナソニックによれば、このほうがドライバーの視点の移動が少ないとのことだ。同社で確認した取り付け可能車種はなぜかトヨタ車が多かった。ダッシュボードやコンソールのデザインのせいだろうか。ちなみに、取り付け可能かどうかは、物理的に設置可能で、ドライバーから見えるという確認だけでなく、車両保安基準等で規定された視界の確保や死角をつくらないという条件もクリアしたかどうかの車種だ。

なお、対応するカーナビはストラーダのCN-R500、300シリーズで、HUDを取り付ける際は、ファームウェアのアップデートが必要となる。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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