【ITS世界会議13】東海クラリオン、3G内蔵のテレマティクスサービス「ジオタブ」を来春発売

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東海クラリオ・ジオタブ
東海クラリオ・ジオタブ 全 4 枚 拡大写真

東海クラリオンは、カナダを中心に北米などで30万台以上の販売実績を持つジオタブを来年3月に発売するとして、デモを行った。

ジオタブはすでに世界で約5000社が利用しているというテレマティクスサービス。OBDIIコネクターに直接接続した専用デバイスは、GPSによる位置情報や様々な車両情報を内蔵する3G通信モジュールからクラウドに上げ、ブラウザのbing地図に表示できるというもの。車両の位置や軌跡だけでなく、速度、燃費、エンジン回転、さらにはシートベルトの装着状況など、車両情報をもブラウザ上で管理できる。

車両は何台でも登録でき、トラックから乗用車まで、ほとんどの車種に対応する。一画面上に複数台表示できるため、配車の管理などにも利用できるという。稼働状況だけでなく事故情報もリアルタイムでつかむことができる。また通信モジュールによりドライバーに対して警告音等を送信することも可能だ。本来は英語の画面も、現在ほぼ日本語対応となっている。

今後ドライバーを特定するためのNFCタグ機能などに対応させ、来年3月のサービス開始を予定する。利用料金は1台あたり月額3500円(3年契約)の予定だ。

《水野誠志朗@DAYS》

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