【WEC 第6戦 富士】気まぐれな富士の秋空に泣かされた決勝[まとめ]

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セーフティカーに始まり、セーフティカーで終わった決勝レース(WEC 第6戦)
セーフティカーに始まり、セーフティカーで終わった決勝レース(WEC 第6戦) 全 6 枚 拡大写真

セーフティカーに始まり、セーフティカーで終わった富士の決勝レースだった。

予選ではトヨタ『TS030ハイブリッド』とアウディ『R18 e-tronクワトロ』の実力が拮抗し、決勝での緊迫したレース展開が期待されたが、20日は未明から雨が降り続ける。

決勝の開始時刻である11:00を過ぎても雨足に変わりはなく、レースはセーフティーカーでのスタートの後、長時間の中断を2度も余儀なくされた。

そして15:40、三たびセーフティカーでスタートするも、1周も終わらぬままに3度目のレッドフラッグ。無情にもレースの終了が告げられた。

総合優勝は予選3位だった中嶋一貴のトヨタ7号車。アンダー・グリーンでのラップは1周もなかったが、予選2位の僚友デビッドソンのトヨタ8号車がピットスタートとなり、ポール・スタートのアウディ1号車の思わぬピットインによって勝利が転がり込んだ。

●前哨戦、アウディは勝利に自信
アウディの主戦ロッテラー「富士でトヨタに勝って、メーカー王座を決める」

アウディ同門対決のドライバー王座争い、首位快走中もデュバルは決して楽観せず

アウディ、富士でのタイトル確定を目指す…ライバル・トヨタを警戒

●プラクティス~予選、トヨタとアウディの実力伯仲
富士ラウンド初日、3戦ぶり登場のトヨタ中嶋一貴組は午前午後とも4番手

ハイブリッド対決、ポールはアウディ…トヨタの2台が続く

可夢偉フェラーリはトラブルで予選不出走…決勝は最後尾スタートに

王座争うアウディ勢、ロッテラー組ポール獲得でデュバル組4位…予選詳報

トップチームと日本人ドライバーの姿追う…予選[写真蔵]

写真で見るレースの舞台裏…アストンマーチンレーシング

●各チーム首脳&ドライバー 決勝の意気込み語る
トヨタ陣営、“13年最終仕様TS030”で母国戦連覇&全敗回避を期す

アウディのウルリッヒ代表、トヨタ返り討ちの自信とともに「決勝はフェアでエキサイティングに」

決勝スタート11:00、天候変化がレース運びにもたらす影響は

F1から転身のブルーノ・セナ「上をねらっていく」

●スタートから豪雨、セーフティカー導入
セーフティカースタート、そして強まる雨に赤旗中断

濡れた路面、決勝スタート直前にスピンするマシンも

1時間30分経過…順位はアウディ・トヨタ・アウディ

雨でもレースの楽しみ方はさまざま[写真蔵]

●相次ぐ中断、そして…無情の結末
レース再開は一瞬、2度目の中断…2時間10分経過

15:35にセーフティカースタートが決定、3度目の正直なるか

レースせずに幕切れ…トヨタが富士2連覇

レースリザルト

優勝のトヨタ中嶋一貴「ちょっと複雑な気持ち」

ドライバー、観客への謝罪口々に…悪天候がもたらした数々のドラマ

《レスポンス編集部》

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