【東京モーターショー13】ホンダ、ブーステーマは「枠にはまるな。」

自動車 ニューモデル モーターショー
ワールドプレミア Honda S660 CONCEPT
ワールドプレミア Honda S660 CONCEPT 全 6 枚 拡大写真

ホンダは10月23日、第43回東京モーターショー2013の出展概要を発表した。同ショー四輪部門のプロジェクトリーダーを務める本田技術研究所四輪R&Dセンターの飛沢一郎主任研究員は「ブーステーマに定めたのが『枠にはまるな。』という言葉」と語る。

飛沢主任研究員は「ホンダが創業以来大切にしてきたことは『前例や常識にとらわれない斬新なひらめき』。だからこそ、私達はそれは枠にはまっていないかということを常に自問してきた。その思いは現在も変わることはない。今回、そういった思いを訴えるために『枠にはまるな。』をブーステーマに定めた」と説明。

その上で「自分の限界や過去の常識に縛られていては良いものは造れない。新しい知恵や発想で困難に立ち向かうことで未来が開けると我々は信じている。その思いをこのメッセージに込め、皆様にお届けしたい」と強調した。

また「ホンダが四輪に進出して50周年という節目でもあるので、50年前の製品と最新の製品を組み合わせてみせる演出もある。ホンダのDNAや思いは引き継がれていきつつも、その根幹に位置するのはやはり発想とか独自性で、それが『枠にはまるな。』というメッセージになる」とも語った。

一方、二輪部門のプロジェクトリーダーを務める本田技術研究所二輪R&Dセンターの三輪幸治主任研究員は「ホンダはスポーツの元気印を常に造り続けているということが共通テーマとしてある。その延長線上でスポーツバイクにチャレンジしているという展示もあるし、量産機種もお客さんの声に応えた進化を遂げている。他社に比べて一番新車が多く、二輪はかなり見ごたえがある内容になる」と述べていた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
  5. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る