スマートシティウイーク2013が開幕、日産の試乗会が人気の的

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
スマートシティウイーク2013の会場風景
スマートシティウイーク2013の会場風景 全 4 枚 拡大写真

環境配慮型都市の国際会議「スマートシティウイーク2013」の展示会が10月23日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。今回のテーマは「シティ・イノベーション」で、そのためのプログラムや商品が展示された。

【画像全4枚】

スマートシティは現在、自治体や企業が積極的に取り組んでいて、実証実験から社会実装へと移行しつつある。世界を見渡しても、600を超えるプロジェクトが進行している。そこで重要なのはこれまでの常識にとらわれない大きな意識改革、「シティ・イノベーション」だという。

今回の展示会で特に人気となったのが、日産自動車が行った超小型EVの試乗会だ。1周80メートルのコースを3周できることもあって、来場者の関心を集め、次から次へと試乗を予約するひとが訪れ、午後1時頃にはその日の試乗枠がほぼ一杯になるほど。同社関係者は「試乗したい人はなるべく午前中予約を行ってほしい」と話していた。

また、スマートハウスに来場者の関心は高く、セキスイハウスのブースには多くの人が説明を受けていた。「現在、当社では年間1万6000棟の住宅をつくっていますが、うち8割が太陽光発電を、4割が燃料電池を導入しています。東日本大震災以降、スマートハウスへのニーズが非常に高まっています」と同社関係者は話す。

スマートシティ市場は2030年までの累計額で1000兆円にも達するとの試算もあり、今後ますます注目を浴びるのは間違いないだろう。同展は25日まで開催され、3万人の来場者を見込んでいる。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る