欧州宇宙機関、位置天文観測衛星「ガイア」の打ち上げ延期を発表…技術的な問題が理由

宇宙 科学
欧州宇宙機関の位置天文衛星「ガイア(Gaia)」
欧州宇宙機関の位置天文衛星「ガイア(Gaia)」 全 2 枚 拡大写真

欧州宇宙機関(ESA)は、11月20日実施予定としていた、位置天文観測衛星「ガイア(Gaia)」を搭載したソユーズFGロケットの打ち上げを延期すると発表した。

「ガイア」は10億個以上の恒星の位置・速度を測定し、精密な銀河系の3次元地図作製を目指すミッション。軌道は太陽-地球系のラグランジュ点L2周りのリサージュ軌道。観測期間は5年。

ESAによると、延期の理由は技術的な問題とのこと。ESAは追加検査の実施を決定し、打ち上げを担うアリアンスペース社に打ち上げを中止するように申し入れた。新たな打ち上げ日は未定。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る