JR西日本のN700A、12月から営業運転開始…N700系改造編成も導入

鉄道 企業動向
車体側面のN700Aのロゴマーク。JR西日本所有車は12月中旬から営業運転を開始する。
車体側面のN700Aのロゴマーク。JR西日本所有車は12月中旬から営業運転を開始する。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は10月24日、N700系の改良型車両「N700A」をJR東海に続き導入すると発表した。従来型のN700系もN700Aの機能の一部を反映させる改造を進める。

N700Aは従来型のN700系をベースに、中央締結ブレーキディスクや定速走行装置を導入するなどの改良を加えた東海道・山陽新幹線の最新型車両。2月から東海道新幹線で営業運転を開始し、3月からは山陽新幹線にも乗り入れている。現在はJR東海の所有車(1000番台)のみ運用されているが、JR西日本のN700A(4000番台)も16両編成1本が11月下旬に投入され、12月中旬から営業運転を開始する。

一方、従来型のN700系はN700Aで採用された機能の一部を反映させる改造工事がJR東海所有車(0番台)で進められているが、JR西日本所有車(3000番台)も同様の改造工事が博多総合車両所で進められており、最初の改造編成が10月下旬から営業運転を開始する予定だ。JR西日本の計画によると、本年度中に3編成のN700系を改造し、2014年度に8編成、2015年度に5編成を順次改造するとしている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. スバル『クロストレック』を快適にローダウン&スタイリッシュにリフトアップ! ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る