パナソニックは、病院内の薬剤や検体を全自動で搬送する「病院内自律搬送ロボットHOSPI(ホスピー)」の販売を10月より開始する。
パナソニックは、病院の医療・看護業務を阻害する薬剤や検体の院内搬送など、間接業務の効率化に着目し、これを革新的に改善できるロボットの開発を進めてきた。
自律搬送ロボット・ホスピーは、病院内のどこへでも搬送できることが特徴。誘導ライン・軌道の敷設工事が不要なため、格安な導入費・維持費を実現する。また、搬送経路を自由に設計できるほか、部門配置変更にも柔軟に対応する。さらに、エレベータと連動して自動乗降するため、多層階の搬送も自由自在に行える。
また、搬送中の薬剤・検体をいたずら・盗難から守る自動ロック扉つき収納を採用するなど、薬剤の臨時搬送・検体の検査部への搬送に特化した最適な設計となっている。