【WRC 第12戦】ラトバラが第2レグをリードするも、エースのカードを握るのはソルド

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ヤリ‐マティ・ラトバラ
ヤリ‐マティ・ラトバラ 全 4 枚 拡大写真

WRC ラリースペインの第2レグでフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラが1秒6のわずかなリードを奪った。しかし、翌日のラリー最終日に路面がアスファルトからグラベルにスイッチされることを見越した2番手のダニ・ソルドが優位に立ったと見られている。

【画像全4枚】

ソルドは金曜日の最終ステージでラトバラの0.1秒後方に位置していたが、明日のラリーのスタート順を計算に入れてラトバラの後方に留まることを決め、フィンランド人ドライバーが最終レグで最初にスタートすることを確定させた。

ラトバラは彼のフォルクスワーゲン・ポロRでグラベルの路面を掃き清めなければならず、清浄で速いラインをソルドに残すこととなる。

ソルドのシトロエンDS3は金曜日のオープニングの2つのステージで最も速く、トップを走るセバスチャン・オジエとの差を6秒5にまで詰め寄った。オジエが午前中の最後のステージで岩にヒットし、右前輪を破損することで50秒を失うこととなり、トップ争いはラトバラとソルドに絞られた。

「僕にできることは自分のベストを尽くすことだ。作戦は昨日スタートし、これまではOKだった。勝てると思うかって?そう願いたいね。それは大きなチャレンジだ」とソルドは語った。

ティエリー・ヌービルがラトバラから29秒3遅れの3番手となり、オジエは4番手にまで回復したがトップとの差は46秒5となった。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る