トヨタ、米国の急加速裁判のひとつで和解

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トヨタ・カムリ(先々代モデル)
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トヨタ自動車の米国の顧客が、「事故で家族が死傷したのは、トヨタ車の急加速が原因」と、トヨタを訴えていた裁判。この裁判で、和解が成立したことが分かった。

これは10月25日、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が声明を出して明らかにしたもの。同社は、「米国オクラホマ州の訴訟で、和解が成立した」と発表している。

この事故は2007年、オクラホマ州で発生。『カムリ』を所有する顧客が、事故により乗員2名が死傷した。遺族はトヨタを相手取り、「事故で家族が死傷したのは、カムリの急加速が原因」と訴訟を起こしていた。

10月24日、オクラホマ州の裁判所は、トヨタに300万ドル(約2億9000万円)の支払いを命じる評決を下している。

10月25日、トヨタは遺族との和解が成立したと発表。和解の金額などは公表されていない。米国トヨタ販売は、「この評決には同意できないが、互いに受け入れられる合意に達して、満足だ。他の訴訟では、引き続きトヨタ車の安全性を主張していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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