トヨタ自動車、環境・リサイクル関連の取り組みで政府表彰をダブル受賞
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また、産業環境管理協会主催の「2013年度 資源循環技術・システム表彰」では、レアメタルの1つであるタングステンのリサイクルシステムが評価され、「レアメタルリサイクル賞」を、住友電気工業とともに10月11日に受賞した。
日本でモータリゼーションが進展し始めた1970年、トヨタは、将来のクルマの大量生産・廃棄時代を見据え、自動車メーカーとして世界で初めてシュレッダープラント「豊田メタル」を豊田通商とともに設立。以来、使用済車の適正処理と、多くの世界初となるリサイクル技術の開発、回収システムの構築に、トヨタグループ全体で積極的に取り組んできた。
多岐に亘る取り組みの中でも近年、特に力を入れているのが、全世界で累計570万台と、販売台数が急拡大しているハイブリッド車に関するリサイクル。トヨタは、ハイブリッド車の普及でCO2削減・省エネルギー等に取り組むとともに、その使用済ニッケル水素電池の世界初のリサイクルや、モーター磁石のリサイクル等にも取り組み、さらなる環境への貢献を目指している。
《纐纈敏也@DAYS》