三菱電機、シーケンサの次期モデルを開発、コスト削減とセキュリティ強化

自動車 ビジネス 企業動向
三菱電機、次期シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズ」を開発
三菱電機、次期シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズ」を開発 全 1 枚 拡大写真

三菱電機は、機械装置を制御するシーケンサ(プログラマブルコントローラ)として製造業でのトータルコスト削減、セキュリティ強化を図った次期モデル「MELSEC iQ-Rシリーズ」を開発した。

製品は11月6日~8日、東京ビッグサイトで開催される「システムコントロールフェア2013(SCF2013)」に出展する。

新製品は高速システムバスの開発により、シーケンサシステムの約40倍の処理能力や速度を実現した。次期エンジニアリング環境で、ソフトウェアを構造化する「構造化プログラム」の操作性向上により開発工数を削減できる。シーケンサ内部にある生産・情報データや操作履歴の自動保存により、トラブル時のメンテナンス工数を削減する。

現行のMELSEC-Qシリーズのプログラムの流用が可能で、入出力ユニットや端子台などの活用も可能。

また、「セキュリティーキー認証機能」により、プログラム資産流出を防止する。ネットワークで接続されたシーケンサを同期して動作させることにより、制御周期のばらつきを抑制し、安定した製造品質を実現するとしている。

今後、実用化に向けて開発・評価を進め、「MELSEC iQ-Rシリーズ」として2014年6月に発売する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る