キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルが稼働開始、香港国際空港の貨物処理能力を50%増強

航空 企業動向
キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルが本格稼働開始
キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルが本格稼働開始 全 9 枚 拡大写真

キャセイパシフィック・サービスは、香港国際空港のキャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルがフル稼働を開始したと発表した。

これによって航空貨物業界向けに、幅広い物流ソリューションの提供が可能となったとしている。

2013年2月に総工費59億香港ドル(約750億円)を投じて運用を開始したキャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルは、キャセイパシフィック・サービスの顧客であるキャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空、エア・ホンコンがスムーズに移行できるよう、段階的に業務範囲を広げ、10月初旬に3社の貨物業務の移行が完了した。

航空貨物輸送拠点としての運用を念頭に置いて設計されたキャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルは、年間取扱い貨物重量260万トンの能力があり、香港国際空港での航空貨物の処理能力は50%増の年間740万トンへと増強される。

キャセイパシフィック・サービスのアルジャーノン・ヤウ最高経営責任者は「新しいカーゴ・ターミナルは、最先端の技術、高度な業務フローを備えており、ジャスト・イン・タイム運用は貨物上屋業務の新たなサービス基準になる。今後も香港がアジアを代表する航空貨物輸送拠点として発展を遂げ続けることに尽力する」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る