ペナンのランドマーク「コムター」、改装プロジェクトを実施

エマージング・マーケット 東南アジア

テーマーパーク開発のオンリー・ワールド・グループ(OWG)は、5,000万リンギを投じてペナン島のランドマーク・ビル「コムター」(65階建て)の改装プロジェクトを行う。ザ・サンが報じた。

同ビルにはレストランや飲食店、ラウンジ、外部の景色が見渡せる高速エレベーターなどが建設される。65階にできるオープンエアーのレストランがプロジェクトのハイライトとなる。床もガラス製となり、レストランの客は空中で食事をしているような体感ができるという。建設は今年9月より開始されており、2016年の完成が見込まれている。

29日に行われた同プロジェクトの起工式に参加したペナン州のリム・グアンエン州首相は、「ゲンティン・ハイランド」やシンガポールの「ユニバーサル・スタジオ」などを手掛けたOWGが開発を行うため、プロジェクトは成功するとの見解を示した。

東南アジア域内で最も高いところにあるレストランはタイのバンコクにある61階建ての「バヤン・ツリー・バンコク」で、次いでシンガポールの57階建ての「マリーナ・ベイ・サンズ」となっている。

広瀬やよい

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