GSユアサ、電池原材料高騰の影響で営業減益…2013年9月中間決算

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GSユアサ・コーポレーションが発表した2013年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期比2.6%増の50億7900万円となった。自動車用電池の原材料高騰の影響があったものの、為替差益で増益となった。

売上高は同16.0%増の1479億1100万円と大幅増収となった。国内自動車電池は、アイドリングストップ車用とハイブリッド車スターター用を中心に新車用鉛電池が売上を伸ばしたものの、補修用鉛電池は低迷、自動車関連部品の販売も減少した。ただ、ハイブリッドカー向け車載用リチウムイオン電池の販売も増加したほか、電源装置の販売も好調だった。加えて、タイの持分法適用会社を連結子会社化したこともあって増収となった。

収益では、主原料である鉛相場の上昇や、リチウムイオン電池セグメントで減価償却費など、固定費負担が増加したこともあって、営業利益が同7.8%減の37億3900万円と減益となった。

当期純利益は子会社の車載用リチウムイオン電池の不具合に関するリコール関連損失と、投資有価証券の売却益を計上し、さらに税金費用、少数株主損益を計上した結果、同3.3%減の30億4500万円となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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