西武の所沢駅が「停車場建築賞」受賞…授乳室整備など評価

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「停車場建築賞」を受賞した西武鉄道所沢駅の改札口付近
「停車場建築賞」を受賞した西武鉄道所沢駅の改札口付近 全 3 枚 拡大写真

西武鉄道は10月30日、同社の所沢駅(埼玉県所沢駅)が、一般社団法人鉄道建築協会の「第58回鉄道建築協会賞」の「作品部門」で「停車場建築賞」を受賞したと発表した。

所沢駅は同社の新宿線と池袋線が乗り入れ、両線の全列車が停車するターミナル。2009年12月に始まった改良工事により新たに商業施設などを備えた橋上駅舎を建設し、今年6月末に全ての工事が完了した。同社初となる授乳室や、子ども用便器・ベビーベッドなどを備えた「キッズトイレ」、改札内のテラス「とこてらす」や屋上庭園「トコニワ」など各種施設が整備されている。

西武鉄道によると「停車場建築賞」は「『駅舎』そのものの価値向上に貢献していることが顕著な作品に授与される名誉ある賞」で、応募総数107作品の中から選出。各種施設の整備とともに、自然環境に配慮された空間と商業施設の融合などが評価されたという。

「停車場建築賞」は、2012年度は東急大井町線上野毛駅、2011年度は九州新幹線新鳥栖駅が、それぞれ受賞している。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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