「ヨーロッパ鉄道時刻表」来年2月復活へ…トーマスクックの元編集者が新会社

鉄道 企業動向
ヨーロッパ鉄道時刻表を来年復刊させる予定の「ヨーロピアン・レールウェイ・タイムテーブル」社のサイト
ヨーロッパ鉄道時刻表を来年復刊させる予定の「ヨーロピアン・レールウェイ・タイムテーブル」社のサイト 全 1 枚 拡大写真

8月で休刊となった欧州の鉄道時刻表「トーマスクック・ヨーロッパ時刻表」が2014年2月、元編集者の立ち上げた新会社により事実上の「復活」を遂げる見込みとなった。鉄道業界誌インターナショナル・レールウェイ・ジャーナル(オンライン版)が報じた。

英トーマスクック社の欧州鉄道時刻表は1873年に創刊。その後140年間、世界各国の旅行者や関係者に親しまれてきたが、同社の出版事業撤退により8月で休刊となった。

休刊後、元編集者のジョン・ポッター氏らが復刊を目指し、「ヨーロピアン・レール・タイムテーブル(European Rail Timetable Limited)」社を設立。同社がトーマスクック社から時刻表を出版する権利を譲り受け、2014年2月から欧州鉄道時刻表を発売することとなった。

同社はすでにウェブサイトを立ち上げており、同サイトには2014年初頭に第1号を出版する予定とのメッセージが書かれている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『キャシュカイ』の新型e-POWER、燃費15%改善でセグメントトップレベルに…独ADACがテスト
  2. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  3. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る