アウディ第3四半期決算、営業利益は17%減

自動車 ビジネス 企業動向
新型アウディ A3 スポーツバック
新型アウディ A3 スポーツバック 全 1 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカーで、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディは11月4日、2013年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の売上高は、117億3100万ユーロ(約1兆5555億円)。前年同期の126億4500万ユーロに対して、7.2%の減収。第3四半期の営業利益は、11億ユーロ(約1460億円)。前年同期の13億2500万ユーロに対して、17%の減益となった。

減収の要因は、新型車や新技術への投資が増えたため。また、中国やメキシコ、ブラジル、ハンガリーなど、世界規模での生産ネットワークの拡大や増強も、営業利益を圧迫する要因に。

アウディブランドの2013年第3四半期世界新車販売は、40万0281台。前年同期比は9.9%増と伸びた。アウディによると、アジアや北米での力強い成長と、新型『A3』シリーズに対する根強い需要の結果だという。

アウディのアクセル・ストロベックCFO(最高財務責任者)は、「積極的な投資により、アウディは世界市場での強固な地位を維持している」と述べた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る