アストンマーチン 史上最も「獰猛」…V12ヴァンテージS 日本初公開
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『ヴァンテージ』はアストンマーチンブランドの中でも、サーキット走行などを想定したスポーティな位置づけのモデル。ニュルブルクリンク24時間耐久レースをはじめ様々なレースでも戦果を挙げている。
「S」の名が冠されたV12ヴァンテージSは、V12ヴァンテージの後継モデルにあたる。レースを走るV12ヴァンテージのノウハウがふんだんに盛り込まれた一台だ。
最上級モデルの『ヴァンキッシュ』に搭載される6リットルV12エンジンを、同ブランド最軽量のボディに搭載することで、極限のスポーツ性能を実現した。最大出力、最大トルクは大幅強化され、573ps、63.2kgmを発揮する。
さらに新開発のトランスミッション「7速スポーツシフトIII」を搭載しMT以上のクイックな加速を実現。ボディ、シートなどあらゆる部分での軽量化により重量は1665kgに抑えた。0-96km/h加速は3.7秒、最高速329km/hを誇る文字通りのスーパーマシンだ。
アストンマーチンアジアパシフィックの寺嶋正一氏は「V12ヴァンテージSは、アストン史上最も獰猛なモデル。究極のエンジニアリング、究極のテクノロジー、究極のデザインから完成した。実際にハンドルを握ることで、その良さを実感できる、究極のアストンマーチンです」と説明。ブランドの哲学である「パワー・ビューティ・ソウル」を体現した至高の一台だ。
V12ヴァンテージSは、今回の東京での初公開を皮切りに11月10日には愛知のアストンマーティン名古屋八光ショールームでも一般公開がおこなわれる。
《宮崎壮人》