米航空研究所(NASA)は11月5日、宇宙科学と有人宇宙探査を研究する「太陽系探査バーチャル研究所(SSERVI)」で活動する9つのリサーチ・チームを発表した。
SSERVIは月、地球近傍小惑星、火星の衛星(フォボスとダイモス)、宇宙空間に関する研究に取り組むバーチャル研究所。拠点はエイムズ研究センター(カリフォルニア州)。前身は2008年設立の月科学研究所。
各チームの代表は、サウスウエスト・リサーチ・インスティテュート、セントラルフロリダ大学、ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校、エイムズ研究センター、コロラド大学、月惑星研究所、ブラウン大学に所属している。
SSERVIは、全チーム総額で年間1200万ドル(約11億8000万円)を5年間支給する。