米国IIHS(道路安全保険協会)は11月5日、スバル『インプレッサ』の2014年モデルについて、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の衝突安全テストの結果を公表。最高の安全性を備えた「トップセーフティピック+」に認定すると発表した。
IIHSのスモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアに64km/hでぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多い。
インプレッサの2014年モデルは、乗員保護性能の向上を目的に、車両の構造の一部見直しを施した。そして、IIHSのスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、脚への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)と判定された。
また、ボディの安全構造に対しても、GOOD(優)。IIHSはインプレッサの2014年モデルについて、スモールオーバーラップテスト時、ドライバーの生存空間がしっかり保たれている点を評価している。
この結果、インプレッサの2014年モデルは、スモールオーバーラップテストの総合評価で、最高のGOOD(優)を獲得。IIHSから最高の衝突安全性を備えた「2013トップセーフティピック+」に認定されている。