NEXCO中日本管内のSA・PAでも食材偽装を公表

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ホテルや百貨店などで相次いで発覚した食材偽装表示がNEXCO中日本管内のSA・PAでも発覚した。

NEXCO中日本のグループ会社、中日本エクシスは、運営するSA・PAでテナントが販売している商品のうち7品で表示と異なる食材を使用して販売している事実を確認したと発表した。いずれも、現在は販売を中止している。

「牛脂注入加工肉」を使用していたが、「牛ステーキ」と表示した商品は、7品中6品。東名道・EXPASA足柄(下り)の富士見茶屋(テイクアウト)で販売した「牛ステーキ串」(480円)。東名道・海老名SA(下り)のショッピングコーナーで売られていた弁当「牛ステーキとフォアグラのスタミナ重」(1260円)。小田原厚木道・大磯PA(上り)の特設販売されていた「やわらかステーキ」(450円)。東名道路・駒門PA(下り)のフードコートで販売されていた「ステーキカレー」(1050円)と「ステーキ丼」(890円)。東名道路・愛鷹PA(上り)のフードコートで販売されていた「ステーキ丼」(870円)。

中央道・恵那峡SA(上り)のフードコートで販売していた「特製ネギトロ丼」(900円)は、産地を「神奈川県三崎港」としていたが、三崎港産以外の産地のものが一部混在していた。

すでに販売を終了している商品でも商品名の商品紹介(POP表示)と異なる食材を使用していた事実が2件判明している。北陸自動車道 有磯海SA(下り)のレストランで2013年2月24日まで販売していた「鰤しゃぶ膳」(1,860円)は、「氷見漁港の鰤」を連想させる商品紹介(POP表示)をしていたが、宮崎県や徳島県の鰤を使用していた。北陸道・有磯海SA(下り)で販売していた
「海鮮丼」(1,000円)は、 「富山県産」を連想させる商品紹介(POP表示)をしていた。2013年6月に適切な商品紹介(POP表示)に改善している。

中日本エクシスでは、加工肉を使用しているステーキ料理などはしよう食材を正確にメニュー表示するようにテナントを指導するとしている。また、テナントが産地確認を行う際は、「産地証明書」などによるチェックを実施するように指導していくと説明している。

《編集部》

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