アウトランダーPHEVと愛犬の旅、万能SUVが運ぶ思い出…晩秋の那須篇

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ゆったりとしたスペースが確保されている
ゆったりとしたスペースが確保されている 全 18 枚 拡大写真

三菱『アウトランダーPHEV』で愛犬とともに過ごし、いま可能な限りのクルマと自然の共生、そして家族である愛犬とのひとときを噛み締める。秋の旅先には那須を選んだ。

朝は鳥のさえずりで目覚めることができた。朝一番、愛犬マリアのお散歩もしやすい。ウッドチップが敷かれたドッグランだけでなく、コテージの回りに那須高原を満喫できる散歩道があるからだ。

朝食はレストラン「ポーミエ」のテラス席で。ヒーターが備わり、膝掛けを貸してくれるので、この季節でも日差しがあれば高原の風が気持ちいい。メインプレートは地元那須郡司豚もものベーコン&ソーセージやまきばの卵のスクランブルエッグといったこだわりの食材がテーブルを彩る。ジュースや牛乳も地元産のものだ。セルフサービスのサラダは新鮮。ドレッシング(ディップ)の美味しさは格別。お土産で買っていくこともできる。

チェックアウトは午前11時。朝食後、お散歩や温泉を楽しむ余裕があるのが嬉しい。

高次元で両立した走破性と環境性能

アウトランダーPHEVは帰路も十分な距離のEV走行が可能だった。そこで那須高原の美味しいパン屋さん兼カフェレストラン、ビートルズファンの聖地とも言われる「ペニーレイン那須店」へ立ち寄ることに。そこへは森の中のジャリ路面を含む凸凹な田舎道を進むことになるのだが、アウトランダーPHEVの室内は快適で平和そのもの。走破性の高さもあって、この先、雪が降る季節になっても自信を持ってアクセスすることができるはずだ。

ところで、帰路はマリアを飽きさせないため(!?)乗せ場所を変更してみた。リヤドアから後席に乗せるところまではいっしょだが、6:4分割の後席の運転席側4部分を倒し、荷室から続くフラットかつ広大なフロアで寛がせることにした。飼い主が助手席側の6部分にゆったり座れば、マリアはすぐとなりにいられるわけで、とくにさびしがり屋の犬にはより相応しい乗車形態となりうる(この状態なら人間3名の乗車が可能)。

車内掃除のしやすさは愛犬家にとって高ポイント

今回使用したアウトランダーPHEVのシートはG Premium Packageに標準装備、24G Navi Package、24G Safety Package、20Gにセットでメーカーオプションの本革シート。犬の抜け毛がからまず掃除しやすいのも大きな魅力だが、シートサイドのみフェイクレザーとなるため(合成皮革&ファブリックシートも)、市販のハンモック状の後席用ペットシートを敷いても犬の乗降時にシートサイドに付着する抜け毛汚れを防ぐ効果があることを発見。

さらにステップ部とフロアの間に狭い隙間がなく、抜け毛が入り込んでしまう心配がない。車内の掃除がしやすい点は、アウトランダーPHEVの隠れたペットフレンドリーポイントと言えそうだ。

1年間に何台もの新車に試乗する、“自動車評論犬”と言ってもいいマリアがそのクルマを気に入ったかどうかは、ドライブを終え、わが家に戻ってきたときに分かる。快適なドライブが楽しめたクルマだと、マリアが一番好きな、一番安心できるはずのわが家に着き、クルマのドアを開け、降ろそうとしても一瞬、ためらうのだ。「もっとドライブしたい、もっと乗っていたい」というささやかなわがまま、抵抗なのだろう。

アウトランダーPHEVの場合もそうだった。「分かった、分かった。またアウトランダーPHEVでドライブ旅行に連れて行くことを約束するよ。もしかしたら、マリアの好きな雪が降っている場所になるかも知れないね」そうなだめてやっと降ろしたのである。

愛犬とともに過ごせる時間を安全、安心、快適に

8歳になるマリアが元気なうちにあと何年、あと何回、いっしょにドライブを楽しむことができるだろうか。1年中、季節・気温・天候・路面状況を問わず、安心安全、安心、快適に移動できるアウトランダーPHEVがあれば、より多くの思い出を作ってあげることができそうだ。PHEVならではの抜群の燃費性能=経済性の高さはお財布にも優しい。

那須高原への1泊ドライブから帰って来たばかりだというのに、早くもアウトランダーPHEVで行くつぎの真冬の1泊ドライブ計画を、マリアといっしょに練り始めているところである…。

ホテルレジーナ那須
料金 大人1泊2食付き1名1万5000円~(2名利用時)。
愛犬は中小型犬は2頭まで無料。大型犬1頭2100円。

《青山尚暉》

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