ISS、若田宇宙飛行士らロシアの船外活動を実施、第36/37次長期滞在クルーは帰還

宇宙 企業動向
船外活動でトーチを掲げるコトフ宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)
船外活動でトーチを掲げるコトフ宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA) 全 2 枚 拡大写真
若田宇宙飛行士が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)では、11月9日から10日にかけてロシアの船外活動が行われた。

11月11日にソユーズTMA-09M宇宙船はISSから分離し、若田宇宙飛行士らは第38次長期滞在クルーとしての活動を開始した。

船外活動は、日本時間11月9日午後11時34分に開始され、5時間50分にわたって実施された。船外活動を担当したオレッグ・コトフ、セルゲイ・リザンスキー両宇宙飛行士は、米国時間8月22日に第36次長期滞在クルーが実施した船外活動作業の続きとして、カメラのプラットフォームと船外活動作業用プラットフォームの整備作業を行った。

今回の船外活動では、若田宇宙飛行士らが搭乗したソユーズTMA-11M宇宙船で運んだソチオリンピックのトーチをISSの船外に持ち出すパフォーマンスも行われた。

また、11月11日には、第36/第37次長期滞在クルーとしてISSに滞在していたフョードル・ユールチキン、カレン・ナイバーグ、ルカ・パルミターノ宇宙飛行士の3人が、ソユーズTMA-09M宇宙船に搭乗し、地上に帰還した。第36/第37次長期滞在クルーの帰還に先立ち、ユールチキン宇宙飛行士からコトフ宇宙飛行士に、ISSの指揮権が移譲された。

ソユーズTMA-09M宇宙船は、日本時間11月11日午前8時26分に分離し、コトフ宇宙飛行士をコマンダーとする第38次長期滞在が開始された。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る