【ロサンゼルスモーターショー13】リンカーン、MKC を発表…小型クロスオーバー市場に参入

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リンカーン MKC
リンカーン MKC 全 8 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンは11月12日、新型車の『MKC』の概要を明らかにした。実車は11月19日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー13で初公開される。

リンカーンは2013年1月、デトロイトモーターショー13に『MKCコンセプト』を出品。ブランドの再構築を進めるリンカーンが、量販が見込める小型クロスオーバー市場への参入を示唆した1台だった。ロサンゼルスモーターショー13でワールドプレミアされるMKCは、その市販版。

コンセプトカーほぼそのままの外観は、リンカーンブランドの最新デザイン言語が反映されたフロントマスクや、クーペのように見える流麗なシルエットが特徴。MKCは、フォードブランドの『クーガ』/『エスケープ』の車台をベースに開発された。

搭載エンジンはガソリン2種類で、いずれもフォードモーター自慢の環境ユニット、「エコブースト」。直噴2.0リットル直列4気筒ターボは、最大出力240ps/5500rpm、最大トルク37.3kgm/3000rpmを発生する。

新開発の直噴2.3リットル直列4気筒ターボは、最大出力275ps/5500rpm、最大トルク41.5kgm/3000rpmを引き出す。2.3リットル版は、クラス唯一のアクティブグリルシャッターを装備。高速走行時の空力性能を高め、燃費を追求した。

リンカーンMKCは2014年春、フォードモーターの米国ケンタッキー州ルイビル工場で生産が開始される予定。2014年夏、全米のリンカーンディーラーで発売される計画だ。

《森脇稔》

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